メンブレンスイッチの構造とは

ここでは、最も基本的なメンブレンスイッチを例にして、その構造を簡単に説明します。
一般にメンブレンスイッチとは、上部接点シート、 下部接点シートと呼ばれる2枚のポリエステルフィルムに、 スペーサーをはさんで貼り合わせたものをいいます。
このスペーサーによって上下の接点シートを絶縁し、接点印刷部分を上から押すことで導通するという構造の 電気スイッチが、メンブレンスイッチなのです。

基本構造図

メンブレンスイッチの部材
製品名 イメージ画像 詳細
表面シート 表面シート みなさんが直接さわる部分です。
エンボスのついたもの、平らなもの、ざらざらしたもの、つるつるしたもの等、用途に応じて様々に加工することができます。
上部接点シート 上部接点シート ポリエステルフィルムに導電インク(銀ペースト、カーボンペースト)を印刷してあります。
スペーサー スペーサー 「上部接点シート」と、「下部接点シート」を絶縁するためのものです。薄さ100μm位のポリエステルフィルムです。
下部接点シート 下部接点シート 「上部接点シート」と同じく、ポリエステルフィルムに導電インクを印刷したものです。この2~4のシートを貼り合わせたメンブレンは、みなさんがお使いのキーボードにも使用されています。
裏面シート 裏面シート スイッチの裏側の粘着シートです。この裏面シートによって、メンブレンスイッチを筐体へ貼り付けます。

この1~5のシートが貼り合わされてメンブレンスイッチになり・・・

様々な装置に取り付けられて、みなさんのお手元に届くのです。
メンブレンスイッチは表面全体に表面シートを貼りますので防滴性、防塵性に優れています。さらに防水用の加工を施すことにより防水性を高めることも可能です。